はないちもんめ

まとまらない

キンプリでアイドルの理想像が見える

キンプリ観てきました。

通常上映ですが、一言で感想を言うなら、
キンプリはいいぞ

 

何故キンプリを観る過程に至ったのか。
それは、「気になるけど1人で行くには勇気がなかった就活セミナーに行く自分に向けてのご褒美」としてキンプリを見に行きました。
キンプリがヤバイらしい。ちなみに地元は3月の上旬までやってるから今しか観る時間がない。と言う条件も揃ったので、もうこれは神が見にいけって言ってるでしょ!って思って見に行きました。
見に行きました。
見に行く前の私の知識は0。たまにTwitterで流れてくる意味のわからないキンプリのレポをみてるぐらい。
まさか、プリパラの男の子Ver.だとは…。本当に全然知らない状態で、今思えばよく行けたなって思います。
 
キンプリが分からない人の為に公式(「KING OF PRISM by PrettyRhythm」公式サイト)を置いておきます。でも、公式HP観るよりも今すぐ劇場行ったほうがいいです。
ちなみに、ジャニーズのキンプリとは違います。いや、あっちも可愛いけどね?可愛いけどね???
 
まあ、本題は、キンプリでアイドルの理想像が分かるってことなんですけど。
私は一アイドルオタクとして、キンプリを観ました。
悪役の人が「アイドルは笑顔!」と言っていたのに本当に激しく同意します。
悪役と言えども、一プロデューサー…さすが…!
でも、最後の「女どもはそういうアイドル好きなんだよ!」みたいなセリフは痛かった…。
こう、SMの手のひらで転がされてる自分に言われてるような気がしたから…。
辛…
主人公は、アイドルに憧れ、アイドルによって世界が変わった全身のオーラを受けオーラなしんくん。
しんくんの裸はキンプリでよく見れるので裸が好きな人は是非。
私は彼こそがアイドルの理想像ではないかと思います。
「みんなにこんな幸せな気持ちを知って欲しい」そう、思ってしんくんはアイドルの道へ進みます。
そして、最後に「みんなも幸せになろう!」と溢れんばかりの笑顔で会場を幸せいっぱいに包み込むしんくん。
この姿勢、笑顔こそが、アイドルの理想像ではないだろうか。
しんくんありがとう。
私は、この映画を通して、アイドルへの想い、アイドルへの愛を見直すことができた気がします。
 
「愛してるよ」とか「好きだよ」ってすごく嬉しい言葉です。
でも、やっぱり私たちはエンターテインメントをみて、それによってお金を払い、夢を買ってるわけですから、本人が思ってる気持ちをダイレクトに受けるわけです。
自分が思ってるより、自分の思いというのは隠しきれないものです。
私たちファンもそれにいち早く気づきます。
そして「大丈夫かな」「辛いのかな」「無理しないで欲しい」などたくさん考えるわけです。
また、先輩が作中で言った「仲間がいるからやっていける」と言う言葉にも感銘を受けました。
仲間。それは華々しいアイドルと言う職業で一番必要なものではないでしょうか。
例えそれが、同じ舞台に立つ人間でなくてもいいんです。
マネージャー、裏方のスタッフさん、事務所、たくさんの仲間がいてアイドルはアイドルを続けることができます。
そして、その仲間の中に私たちファンも入っています。
仲間は仲間の為に。
ファンも、直接アイドルを支えている仲間も、勿論本人たちも、お互いに売り買いではない、支えを必要としているのではないかな。と思いました。
キンプリのように次元を超えていつでも助けに行けることはできませんが、キンプリのあの先輩方のように、笑っていつまでも応援しているよ。とメンバーを外の世界に送り出すことも必要なのではないでしょうか。
例えそれがとても悲しいことでも。
私たちは彼らを信じることができます。
信じる力はきっと、彼らの勇気ともなるでしょう。私はそう信じています。
 
全然もっとキンプリはアイドルのあり方、初心の大切さなど語りかけてくれますが、絶対に初見では「筋肉」「セロリ」「尻から出る蜂蜜」とかたくさん気になる点があるので、二三回観るのがいいのではないかと思います。
私も、もう一度観たいです。
あと、最後に一つだけ…
自転車は危ないから、しっかり前を見て乗ろうな。
大丈夫、観たら分かります。女にこがせるぐらいなら自分でこげ。も入れたい。
 
まあ、ここまでありがとうございました。
キンプリ見に行きましょう。
キンプリは深い
そう、感じます。